【勉強して来ました】ヒノモト健康講座 腸と花粉・コロナ その②


先日参加させて頂いたヒノモト健康講座、後半は大高酵素福井販売の小嶋宏樹さんのお話。

このお方も、私が今大注目している健康の為のキーワードである【腸】そして【発酵】についての学びを極めていらっしゃる大先輩です。今回お話を伺い、大高酵素という会社の商品にも、小嶋さんのお人柄にも、私は心を奪われてしまったのでした。

大高酵素とは、知る人ぞ知る、酵素飲料のパイオニア。日本で初めて酵素飲料を販売した会社(大高酵素株式会社)で、小嶋さんの会社(大高酵素福井販売)ではその大髙酵素さんの商品を卸販売されていらっしゃいます。

ほんの少し、こちらの商品や会社、製造過程のお話を伺っただけでも、【これは体に良いに違いないぞ!】と確信してしまった私。これまた長くなってしまうので、また別の機会に大高酵素さんの魅力について、たっぷりとご紹介(勝手に営業⁉)させていただくとします。

小嶋さんは、花粉症のしくみ、腸の話などを、面白い例を挙げて非常に分かりやすく説明してくださいました。

花粉症などのアレルギーとは、体にとって敵ではない物に対して、体の免疫機能が過剰に反応してしまうことによりヒスタミン・アラキドンサン等の物質が大量に出されて、様々な症状を引き起こすことを言います。

ですが、これらの物質(ヒスタミン等)は、決して悪いものではなく、本来は体にとって必要な存在だという事はご存じない人も多いのではないでしょうか。

アレルギーになった時、お医者様はヒスタミンを抑える薬を出します。

やっかいな鼻水がピタッと止まってくれるのですから、毎年、花粉症の薬をもらわずにはいられないのが心情ですが、薬だけに頼る事の問題点を火災報知機に例えて教えて下さいました。

あなたが煙草を吸っている時、たばこの煙に反応して火災報知器が鳴ったとします。
「うっせえわ!」と言って、力任せに報知機を壊してしまったとしたらどうなるでしょう。
本当に火事が発生した時に気付かずに大火事になってしまうかもしれません!

アトピー等、皮膚の悩みでよく聞くステロイドも同じ。ステロイドとは、体に悪い、怖い薬だと思っていませんか?

ステロイドは、体の中で作られているホルモンの一つであり、体の中の炎症を抑えたり、体の免疫力を抑制したりする大切な作用があるそうです。

このステロイドというホルモンが出にくい人が、アトピーなどになってしまうそうです。
その体に、薬としてのステロイドを外側から塗ると、「自分で出さなくていっか。」と、体が怠けてしまうらしい。薬を塗る事だけで対処しようとすると、体が持っているはずの本来の力がどんどん弱まってしまい、薬が手放せなくなってしまうとの事。

アレルギーに限らず、その他の病気に対しても対処療法(薬で症状を抑える対策)では、根本の解決にならないどころか、気を付けないとより体を弱めてしまうかもしれないのですから問題です。

ですが、間違ってはいけないのは、病院やお薬を完全否定しているわけではなく、大事なのは、時と場合によって医療を上手く活用すること。それに加えて私たちが自分の為に出来ることは、日頃から、健康に対する心構えと根本からの解決策を考え、実践することではないでしょうか。

そこで、根本からの健康、元気な体作りに欠かせないキーワードが、【腸】であり、【発酵】なのです!

まず簡単に、【腸】のおさらいをしますと、私たちの腸の中には無数の腸内細菌(微生物)が住み着いており、その腸内細菌の数と種類が多いこと、多様性が重要。また、たくさんの菌たちを、良い菌(善玉菌)、悪い菌(悪玉菌)、その他の菌(日和見菌)と簡単に分けられるものでもなく、その数やバランス、役割は人それぞれで異なるということ。腸内環境と健康との関係は、近年研究が進み、次々と明らかになって来ている大注目の臓器である。

そして、腸内環境を整えれば、心も体も健康になれると言っても過言ではないという、事実。

【腸】と言えば、皆さんご存知の通り、食べ物の消化吸収と直結しているため、日頃の食生活によって影響が出ます。

現代、食の欧米化や乱れによって日本人の腸内細菌の数も昔に比べだいぶ減ってきてしまっているようです。

食の乱れだけでなく、食品添加物、日頃のストレス、睡眠不足、運動不足、抗生物質の多用も腸内環境を乱す要因。

リーキーガット(直訳:漏れる腸 ※日本語では「腸管壁浸漏(ちょうかんへきしんろう))と言って、腸の粘膜に穴が空き、異物(菌・ウイルス・たんぱく質)が血中に漏れだす状態になってしまうことも体の不調の要因と言われています。

さて、健康に大いに関わる腸の健康を保つにはどうしたら良いのか。

まずは、日々の食事を整える事。私たちの体は毎日の食事から出来ている。

腸が喜ぶ(腸内環境が整う)食事のキーワードは、簡単に言うと、食物繊維、オリゴ糖、そして発酵食品。

体に良いと言われる機能性食品をうまく取り入れるのも効果的ですが、何より一番大切なのはやはり、日々の暮らし、食事でいかに健康を意識し、持続できるかだと、今回の講師のお二人とも口を揃えておっしゃいます。

生きて腸まで届くヨーグルトばかりひたすら食べまくったり、高額なサプリメントを過剰に摂取したりする前に、腸に優しい、バランスの良い食事を重ねる事。それは、大それたことでなく、ごくごく普通の、昔ながらの日本の食卓の良さを見直し実践してみる。それだけでも十分な気がしてきませんか?

どんなに良い物でも、摂りすぎ食べすぎは毒になり、解毒が必要になります。

程よく食べて、程よく運動して、体の巡りを軽くスムーズにすることが大切なのかもしれません。

春はデトックスの季節。
あなたも日頃の生活を見直して、できる範囲でチャレンジしてみてはいかがでしょう。


小嶋さんのお話の後半では、子供達を想う父親としての熱い思いが伝わり、胸にぐっとくるものがありました。

今、小さな子供達も、マスクをして、お友達と距離を置き、除菌除菌と手を消毒し
体育の時間でさえマスクをしたまま、イベントごとは ほぼ中止の日々を送っています。

親として今わたしたちがしてあげられるとしたら、何ができるのでしょう。

マスクをして規律を守るのが大事なのであれば、せめて帰宅後は一緒に、美味しい外の自然の空気をたっぷりと吸わせてあげたい。

ウィルスや菌から逃げる生活ではなく、健康的な腸内環境を装備して、不安なく、大いに外の世界へ飛び立させてあげたい。

子供達に、菌を減らさない生活を、良い腸内細菌を持たせてあげられるかは、何気ないこの毎日、いちにち一日のご飯や、過ごし方次第だなと。

忙しく流れるように過ぎてゆく日々だけれど、ほんの少しずつでも、気が向いた時だけでも

出来ることから、根本からの健康生活を心がけてゆきたいものです。


体を根本から元気にする意識改革のお供に、大高酵素さんの商品(酵素飲料)も、とても魅力的です。大自然の中で守られ受け継がれた発酵の力、自然本来のパワーについては、次回じっくりと取材させていただきたいものです。

つづく…




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