上を向いていこう!森保監督に惚れた話。

ワールドカップの試合はご覧になりましたか?

私は特にファンでも詳しくもありませんが、日本チームの活躍と喜びに便乗したくて最後の試合をタイムリーに見てみたので、目は充血、眠くて眠くて大変でした。

サッカーの事なんかちっとも知らない私が生意気に言うのも申し訳ないけれど、

あの試合は、結果的には負けてしまったけれど、負けてなかった!

どちらのチームも、懸命に攻めたし、守ったし、素晴らしい試合だった。ギリギリまで攻め続けた日本は本当に、負けてなかった!

今まで、ワールドカップがある度に「どうせ負けるのになんでこんなに騒ぐのだろう。」とすら思っていました。だけど、今回の日本チームの活躍で、そんな風に冷めた目で見ていた自分を恥じたし、とても大切な事に気付かせてもらった気がします。


どんな大きな夢だろうと、夢見ることも、そしてその夢に向かって努力することも、決して恥じる事ではない。

どんな大きな夢だろうと、心から念じ、それに向かって努力し続けることで、着実にそれはジリジリと近づいてくるものなんだ!

一人一人の願いと努力。その願いが重なり、繋がり、受け継ぎ、大きな力となっていつか形になる時がきっと来る。


負けが決まってしまって悲しむ選手たちを集めて、小さな輪にして、何か懸命に熱く声かけている森保監督の姿。

それは、テレビでは声は聞こえなかったけれど、確実に、優しく前向きで、アツく、選手たちに寄り添って激励する姿だった。4年後の光の方へ目を向けさせる魂を感じた。

私はその姿を見て森保監督に惚れました。こんな監督と共に戦えた選手たちはきっと、とても幸せだ。


まだ、勝たせてくれないのか。日本の今回の活躍を見て、たくさんの人がそう思ったかもしれない。けれど、神様は、もっともっとドラマチックで心躍る物語を作ろうとしているのかもしれない。

この試合で見えたのは、光。希望。そして根性。青い侍たちはきっと、ここからまたコツコツと、闘志を燃やして努力し続けるのだろう。

サポーターたち、そうでない野次馬たち、日本中、世界中の本当にたくさんの人々が、これからはじまる4年間の生きる勇気、底力、楽しみをもらったに違いない。

私もその一人です。


日本チームを勝たせるために私達に出来る事。それは、一緒に願い、応援し続ける事。大きな戦いに挑んだ選手たちの気持ちにも寄り添う事。

物事を動かすのは、清く優しい慈愛の力であってほしい。目に見えない、けれど確実に存在する「集う力」を味方に付けて、4年後 青い侍たちが活躍する姿を楽しみにしようと思います。

「勝たせてあげたかった。」お互いを思い合い涙する監督とキャプテン。なんて美しいのでしょう。私はこんな切なさに弱い。人間にとって、極上の感情だと思うのです。

最後に、ここまでの過程で、バッシングを受けて凹んでいた森保監督を励まし支えてくれた武田さん、キングカズさん、ラモスさんにありがとうと言いたいです。(朝のモーニングショーからの情報。笑) 


苦しくたって、悲しくたって、悔しくたって、上を向いていこう!

上を向いたその先には、あなたにも、私にも、きっと。光があるさ。


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